Studyplus Engineering Blog

スタディプラスの開発者が発信するブログ

スタディプラスのエンジニアが体験した2度目の育児休業での学びと喜び

こんにちは。SREの菅原です。

スタディプラスでは、子育て真っ最中のママ・パパエンジニアが多く活躍しています。私自身もその一員であり、最近第二子が誕生しました。そこで今回は、私が育児休業を取得した経験をもとに、スタディプラスでの育児休業制度や、それによって得た学びや喜びについてお話しします。

対象読者

このブログ記事は以下の方々を対象にしています。

  • スタディプラスの開発チームの雰囲気や育休制度に興味がある方
  • 取得のメリットや体験談を知りたい方

紹介すること/紹介しないこと

この記事では以下の内容を紹介します。

  • スタディプラスの育児休業について
  • 育児休業を取得して得た学びと喜び

一般的な育児休業制度については触れません。

スタディプラスの育児休業

育児休業取得のしやすさ

スタディプラスのエンジニア組織では、育児休業は取得しやすいと感じています。

妻が安定期に入った直後に育児休業を取得することを上司やチームメンバーに伝えました。そうすると、皆さんから「おめでとう」と声をかけていただくだけでなく、「仕事は忘れて育児に専念してください」といった温かい言葉もいただき、心強く感じました。

私個人としては、育児休業を取得することは労働者の権利である一方で、仕事仲間への「申し訳ない」という気持ちも抱えていました。しかし、上司やチームメンバー、エンジニア組織の皆さんからの温かいサポートのおかげで、育児に集中できました。

私の狭い交友関係の範囲ではありますが、男性が育児休業を取得することが文化として根付いていない会社もあると聞いています。一方、弊社では男性が育児休業を取得することに対して「当たり前」という考えが根付いており、本当に助かりました。

取得までの準備/仕事の調整

前回同様、育児休業を取得するための準備や仕事の調整しました。

AWSのリザーブドインスタンスの購入やMySQLの8系バージョンアップに関する業務が残っていたため、これらの引き継ぎ資料を作成したり、予定を早めてバージョンアップ作業を完了させたりしました。

チームメンバーの負担が増えないように業務の調整し、スムーズに業務を続けられるよう努めました。

前回の育児休業から得た学び

前回の育児休業時に出産予定日よりも2週間早く赤ちゃんが生まれてきたことで慌てて引き継ぎをした経験があります。

この経験から得た学びのおかげで、今回は早期に準備を終えることを意識できました。出産予定日の約3週間前には大きな持ちタスクが無い状態にし、いつ生まれても大丈夫な状況を整えることができました。

育児休業を取得して得た喜び

家族の時間が増える

育児休業を取得して最も嬉しかったことは、家族とのかけがえのない時間が増えたことです。

赤ちゃんの時期は短く本当に貴重です。お世話をしたり、成長を見守ったりする中で、育児は大変なことも多いですが、その分得られる喜びも大きかったです。子どもの成長を間近で見られることで、自分自身も育児に対する意識が高まりました。

妻とチームを組んで育児に取り組めた

また、育児休業を取得することで、育児を妻と二人で分担できました。

夜泣き時のミルクやおむつ替えなどの夜間のタスクを分担することで、夫婦でお互いに休息を取れる時間が増えました。協力・分担することで育児に対する主体性や理解も深まりました。

育児をしていると、時には悩んでしまうことがあります。しかし、自分が主体的に関わっているからこそ、妻の悩みを対等な立場で受け止めることができました。

長男との時間を作れる

2歳になる長男の赤ちゃん返りが心配でしたが、目立った変化は見られませんでした。

育児を分担することで、少なくとも夫婦のどちらかが長男をみれました。性格による個人差もありますが、スキンシップの時間をしっかり持つことで、良い結果を得られたと考えています。

育児休業から復帰してみて

4ヶ月の育児休業から職場復帰した際、抜けていた期間のキャッチアップはやはり大変でした。

ドキュメントは読んだものの、新規開発プロジェクトについてはわからないことだらけでしたが、チームメンバーが時間を作ってインプットを助けてくれました。チームメンバーには心から感謝しており、一緒に働く仲間に恵まれていると改めて感じました。

私も周りで育児休暇を取得するメンバーが出た際には、復帰時のキャッチアップがスムーズに行えるようにドキュメントの準備やミーティングをしたいと考えてます。

第二子の育児と仕事の両立は未体験で、育児をしている皆さんはどうやっているのか知りたいくらいです。

特に、時間の使い方に関しては失敗ばかりしています。寝かしつけの後で仕事をしようと思っていても一緒に寝てしまうことがあります。思ったように仕事の時間が取れず、リズムを作れないことに課題を抱えています。

まとめ

2度目の育児休業を取得することで、4ヶ月間育児に集中する貴重な時間を得ることができました。その間、スタディプラスで共に働く仲間たちやサポートしてくれた方々に心から感謝しています。

育児休業を検討している方々や弊社での働き方に興味がある方にとって、この体験談が参考になれば幸いです。

育児は決して簡単な道のりではありませんが、家族との時間は何物にも代えがたい宝物です。今後も育児休業を取得する人が増えることを心から願っています!