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FlutterNinjas Tokyo 2024 参加レポート

こんにちは、クライアントグループ エンジニアの後藤です!
今回は6/12~14にかけて行われたFlutterNinjas Tokyo 2024に参加してきたのでその感想などをシェアします!

はじめに

FlutterNinjas Tokyoは海外から多数のスピーカーを招いて行われるFlutterのカンファレンスで、今回が初めての開催となります。

flutterninjas.dev

弊社もコミュニティスポンサーとして協賛しています! tech.studyplus.co.jp

感想

今回、クライアントグループから後藤と隅山の二名が参加しました!
以下にそれぞれが印象に残ったセッションや全体を通しての感想などを書いていきます。

後藤

Flutter関連のカンファレンス参加は昨年のFlutterKaigiに続いて2回目でした!
FlutterNinjasは全編英語だったので、内容を理解するのに必死でした。ただ、これまで海外の方の発表を聞く機会があまりなかったので、スライドや発表の仕方など内容以外の部分においても勉強になることが多かったです。
特に視聴者に問いかけを行ったり、デモを入れたりなど、聞いていて飽きないような工夫はぜひ取り入れたいなと思いました。

セッションの様子

セッションはどれも興味深い内容でしたが、特に印象に残っているのは、「Rive Animations with Flutter」と「Maximizing the Power of the Widget Tree: Enhance Your Flutter Apps Without Packages」の2つでした。

Rive側でアニメーションを作るので、Flutter側は複雑なコードを書かなくてもリッチなアニメーションを実装できるところや高速で動くのがとても魅力的に感じました。まずは個人開発レベルから活用していきたいです。

rive.app

Widget Treeの方は、技術顧問として弊社の開発をお手伝いいただいているTsuyoshi Chujo(ちゅーやん)さんのセッションになります。
スライドがFlutterのDesktopアプリで作られているのに驚いたのと、普段何気なく使っているThemeofメソッドの中身についての解説がとても興味深かったです。
自分でもWidget Treeを深ぼってみたくなるような内容でした!

github.com

英語に不慣れということもあって内容を完全に理解しきれなかった部分もあったので、動画が共有され次第じっくりと見返したいですね!

セッション以外にもPrePartyやAfterPartyでの交流や抽選会、スピーカーによるパネルディスカッションなど、充実した内容でとても満足感が高かったです!

パネルディスカッションと抽選会

英語で自由にコミュニケーションできたらいいなと感じる場面に何度も遭遇しました。英語力を上げて来年もまた参加したいです!

隅山

リードエンジニアの隅山です。
Flutter開発をがっつり行っているので、最新情報や他社の技術を参考にしたく、FlutterNinjasへの参加を決めました。
英語は学生の頃、半年間アメリカに語学留学していたので問題ないだろうと思っていましたが、実際にはギリギリコミュニケーションが取れるレベルだったので、改めて英語を勉強しないといけないなと感じました。

FlutterNinjasの各セッションでは、弊社では利用していない技術の発表が多く、非常に勉強になりました。
特に興味を引いたのは、Riveを利用したアニメーションとRiverpod 3.0です。

アニメーションに関しては、これまでAnimationControllerを用いたアニメーションしか経験がなかったので、Riveで簡単にアニメーションを実装できると知り、早速試してみたくなりました。
FlutterNinjasの翌日、実際にRiveでアニメーションを実装してみたところ、簡単なアニメーションなら1時間程度で実装できました。

次に、Riverpod 3.0の発表があり、今後Riverpodにどのような機能が追加されるかが紹介されました。
プレビュー版は夏にリリース予定で、安定版は年内にリリースされる予定とのことで非常に楽しみです。
他にもアクセシビリティやApple TV対応、Server-Side Dartなど学ぶことが多く、有意義な時間を過ごすことができました。

来年も開催予定とのことなので、英語を勉強してまた参加したいです。

おわりに

2022年から弊社がOSSスポンサーさせていただいているRemi Rousseletさんも参加しており、お会いできました!RemiさんはriverpodやfreezedといったFlutter開発における主要ライブラリを手掛けており、弊社の開発においてもそれらのライブラリがあるおかげで非常に助かっています。 スタディプラスでは引き続きOSSスポンサーとしてRemiさんを支援していきたいと考えています。 お会いできてとても光栄でした!

最後に、FlutterNinjas運営の皆様ありがとうございました! Pre-Partyを含めた3日間、非常に充実した内容でした!
また、交流してくださった参加者の皆様もありがとうございました!See you next year!