どうも、カンファレンス・OSSサポートチームの後藤です。
今回は、先日開催されたiOSDC Japan 2024に現地参加してきたので、現地の様子や感想などをお伝えします!
はじめに
iOSDC Japan 2024はiOS関連の技術をテーマにした技術者向けのカンファレンスで、弊社もシルバースポンサーとして協賛させていただきました。
iOSDCチャレンジでは以下のトークンを用意しました。
見つけて入力してくださった方、ありがとうございます!
#学ぶ喜びをすべての人へ
→ パンフレット#口コミで累計900万ユーザー
→ テックブログ#StudyplusEngineeringPodcast
→ X(@studyplus_dev)プロフィール
振り返り
弊社からは私を含めて2名が現地参加、クライアントグループの残りのメンバーはオンラインでの参加となりました。
以下に現地参加した2名の感想をまとめます。
後藤
昨年に引き続き2回目の参加になります。前夜祭はオンラインで参加、Day1, Day2は現地参加してきました。
印象に残ったセッション
複雑さに立ち向かうためのソフトウェア開発入門
複雑さという曖昧なものを掘り下げていって、どのように対処すると良いかがわかるような内容でした。
認知負荷を下げるにはどうすればいいかという話の中で、認知負荷が掛かる事例として紹介されていた「情報が見つからない」に関してはズバリ心当たりがありました。
未来の自分だけでなく、チームメンバーやこれから入ってくるメンバーの認知負荷を下げるという意味でも、その場で情報をまとめたり、あらかじめルール化しておくなどは大切だなと改めて思いました。
Swift 6のTyped throwsとSwiftにおけるエラーハンドリングの全体像を学ぶ
タイトルの通り前半パートでTyped throwsの話、後半でSwiftにおけるエラーハンドリングについての話でした。
後半パートではSwift公式のError Handling Rationale and Proposalの内容をもとにエラーを分類し、どういったハンドリングが適切かを例を用いて説明してくれていたのでとても理解しやすかったです。
最後にフローチャートをつかってまとめてくれていたのも神でした。
直近の業務ではDartを使っていますが、エラーの分類とそのハンドリングについては通じる部分があるので改めて見直したいなと思いました。
また、DartとSwiftでエラー周りの言語仕様を比較するのも面白そうです。
スポンサーブース
どの企業もブースに力を入れていてとても楽しめました!
今年はクイズ系やコードチャレンジなどが結構あり、中でもFlatt SecurityさんのカスタムURLスキーマについてのセキュリティクイズは勉強になりました。
ブースの企画に参加するともらえる限定のノベルティもよかったです。特に、その企業のイメージとマッチしているものや個性が出ているものは印象に残りやすく、スポンサー担当としては非常に勉強になりました。
また、今年はビンゴ企画もあったので昨年よりも多くのブースを周ったような気がします。🐙
懇親会
短い時間でしたが、色んな方とお話しできてとても有意義な時間でした。
他社さんの開発体制、採用関連の話であったり、いちエンジニアとしてはキャリアについての話などが聞けて勉強になりました。
交流してくださった方ありがとうございました!
大石
今年は3日目の土曜日のみ現地参加しました。
印象に残ったセッション
年表で振り返るWWDC
ポスターセッションのこちらで1990年代から2024年までのWWDCで発表された内容や当時の出来事がまとめられており、情報量が多く素晴らしかったです。私自身は2010年ころからの記憶があり、当時を懐かしみながら楽しむことができました。
こちらでポスターが公開されていますので確認ください。
x.com訳あって折り目ついてしまってるのですが、最終的に1995年のWWDCからキャッチアップされてる方が来てくれました!
— yamaken (@yamakentoc) 2024年8月24日
会場で僕のポスターを見ていただいた皆さま、当日までレビューしていただいた皆さま、本当にありがとうございました!!!#iosdc pic.twitter.com/0ONOU4rpAJ
GPUの歴史 〜キャラクタジェネレータからNPUまで・謎の半導体メーカーの株価とともに〜
Rebuild.fmのゲストでおなじみhakさんとiOSDC Japan運営のtomzohさんによるセッションで、GPUの歴史、アーキテクチャの変遷に関する2時間のセッションでした。
コンピューターが生まれた当時の画面表示の機能から、3D表現をするためのプロセッサのアーキテクチャがたくさん生まれて時代で変遷するまで網羅されており、中には過去に発明された手法が今でも採用されて続けているという興味深いエピソードもありました。
私は当時(95年)くらいからPC/AT互換機(もしくはDOS/V機)を使い始めて、その後は自作PCを始めた世代なのですが、NVIDIAは当時ゲーム用のグラフィックチップを作る謎の半導体メーカーの1つでしかなかったので感慨深いですね。
楽しい催しがたくさん
ネイルアート体験
会場でフードトラックのお昼ごはんを食べた後で、ネイルアートとボディ&フェイスペインティングのコーナーを発見しました。
次のセッションまで時間があり、せっかくなのでネイルアートを体験してみました。当然?ですが、人生初のネイルアートです。
ベースになるカラーとiOSDCのロゴを選んで好きな指に施術してもらえます。
当日たまたま爪を切っていたのもあり、ちょっと短いですね?と言われましたが、仕事でキーボードを触るエンジニアの中には爪は短めで指の腹でタイピングする人が結構いるという話などを会話しながら施術してもらうことができました。
2週間で取れるそうですが、初体験なので興味深くとても面白かったです。
たこ焼き・クレープのフードトラック
スタンプラリーでもらえる引換チケットを使い、たこ焼きをもらうことができました。かなり人気があり行列ができていましたが、並んだ甲斐のある、たこ焼きでとても美味しかったです!クレープも大人気でしたので、次回もあれば食べたいですね。
懇親会
懇親会前からモバイルアプリエンジニアのキャリアを持つEMをされている方とEM談義ができてとても楽しかったです。 そのままEMトークをしたり、以前からの知り合いの人と久しぶりにお話して、近況を知ることができました。 GPUのセッションに登壇されたhakさんとも、自作PCやビデオカードについて話すことができました。お話しさせていただいた方々、ありがとうございました。
おわりに
ブログを書き終えたのでこれにてiOSDC Japan 2024は終了となります。
とても充実した3日間となりました。来年もぜひ参加したいです!
運営の皆さんありがとうございました!