Studyplus Engineering Blog

スタディプラスの開発者が発信するブログ

Flutterもくもく自習室をはじめました

スタディプラスでiOSと新規事業を兼務している須藤(id:kurotyann)です。

今回のブログでは、3月9日(土)に開催した「Flutterもくもく自習室 in スタディプラス」の結果についてまとめます。

Flutterもくもく自習室とは?

connpass.com

弊社の新規事業では、Flutterを使って新たなサービスを開発しています。 まだ開発中なのでサービスはリリースしていませんが、Flutterでの開発は楽しいです。

そして最近、「この楽しさを社外にも共有できるイベントを企画できないか」という話が社内で出ました。 そこで、もくもく会という形式で今回のイベントを開催するに至りました。

成功しているもくもく会の特徴とは?

もくもく会の形式でイベントを企画するにあたり、成功しているもくもく会の事例をいくつか参考にしました。 ここでの成功とは、継続して現在も開催していることを指します。 そこで見つけた特徴は以下の二つです。

  • (1)週末の昼下がりに開催する
  • (2)特定の言語やフレームワークのもくもく会だと明示しつつも、それ以外の参加者も受け入れる

特に、(1)の週末の昼下がりに開催するのはとても大事だと実際に運営して感じました。 弊社の場合は、 土曜日の13:00~17:00の早起きしなくても大丈夫で夕方の予定をロックしない という適度なゆるさにしました。

平日の場合、仕事終わりなので夜が遅くなり、まったくゆるくありません。 一方、週末は自宅やカフェなどで開発しているエンジニアの方は多いので時間がとりやすく参加しやすいです。

さらに週末に自宅以外の場所で開発したい場合、飲み物・トイレ・作業場所の確保と、離席時の持ち物の防犯が課題になります。

弊社のオフィスでは、コーヒーやお茶などの一通りの飲み物は無料で用意しましたし、綺麗なトイレももちろんあります。 作業場所も、ソファ、テーブル、スタンディングの3タイプあるので、有料のカフェよりもコスパが良いと感じてくれるかもしれません。 防犯に関しても、運営スタッフがオフィスの入退室を見てますし、忘れ物があった場合の対応も可能です。

(2)の対応は簡単で弊社の場合はFlutterですが、Rubyなど別の言語でもくもくしたい方も当日の参加者として受け入れました。 最後に、弊社のミッションは 「学ぶ喜びをすべての人へ」 なので、もくもく自習室という少し学習に寄ったネーミングへ変更しています。

運営スタッフから見た第一回の様子

運営スタッフは弊社の社員の2名で行いました。 参加者の様子は当日のTwitterのハッシュタグ #flutter_studyplus で見れます。

須藤(id:kurotyann)

初めての開催だけでなく、私がイベントの企画と運営自体が初めてだったので少し不安でした。 しかし、想定したよりも参加者が多く、無事に終わって良かったです。

当日は業務でFlutterを使っている方のサポートなどもあり、コミュニケーションは活発にできたと思います。

その結果、Flutterのバグが発見でき、参加者の方が初PRを出すところまで進みました。 最終的には、報告したissueの通りにコントリビュータの方がPRを作成してマージされました。

github.com

もくもくした結果、参加者がOSSに貢献でき、とても良い成果がでたと思います。

若宮(id:D_R_1009)

もくもく会に参加することはあるのですが、開催したのは初めてだったので運営できてホッとしています。 開催日になって複数名の方がオフィスを訪れてくださったことがまず嬉しかったです。

もくもく会ではFlutterの環境を構築している人から、相談しながらアプリを開発している人まで幅広い取り組みが行われました。 Flutterの自習室として、そして何か困ったことがあった時に質問ができる交流の場として歩み出せたと思います。

運営はまだまだ模索するべき箇所がたくさんありますが、定期的に開催していければなと思っています。 Twitterなどを見ていて気になった方には、ぜひ参加していただきたいです!

次回の開催日は?

次回の開催日も決定しました。 開催日は、4月6日(土)13:00~17:00です。 週末にもくもくとFlutterを開発したい方、またFlutter以外の方もOKですので、ゆる〜〜く参加してください。

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