Studyplus Engineering Blog

スタディプラスの開発者が発信するブログ

Studyplus for Schoolの1人目のQAエンジニアを募集中

Studyplus for Schoolの開発チームのリーダーをしている@atomiyamaです.

Studyplus for Schoolでは現在1人目のQAエンジニアを募集しています. 募集ページでは説明できていない現状や課題,QAエンジニアの方と実現していきたいことなどを詳しく書いていきたいと思います. この記事を読んで少しでも興味を持ってくれた方がいれば気軽に応募していただけると嬉しいです.

Studyplus for Schoolの現状と課題

Studyplus for Schoolの開発チームでは現在テストなど品質管理を専門とするエンジニアはいませんでした.
その中で品質を保証するため,新規機能開発プロジェクトなどではリリース前に「デバッグ大会」と呼ばれるテストを行う会を開いたり,新しいテストツールを導入したり色々と品質を担保するための取り組みを行ってきました. また開発チームのエンジニアが開発業務の傍らテスト項目書作成を作成するなど品質を担保するための取り組みも行っています.

しかしコロナ禍の影響でユーザーが大幅に増加したり,ローンチから時間が経ち機能が増えてきたこともありテストを行う上で考慮しなければならないことが増えてきた状況で,デグレを起こしてしまったりリリース後に不具合を発生させてしまったりと多くの問題とぶつかりながらもこれまでなんとかやって来ました.

今後,よりサービスを成長させていくためにリリーススピードを上げつつも品質も保証していくためには開発チームが片手間でやっていくことは厳しく,品質に責任を持って動いてくれる専門のユニットが必要だと考えています.
そこで,機能追加や品質の保証といったサービスの成長を支えるQAユニットを作ることに決め,1人目となるメンバー募集をすることになりました.

求める役割

Studyplus for Schoolのプロダクト開発の中では「開発チームとプロダクトオーナーとの橋渡し」のような役割を担っていただきたいと思っています.

機能開発の計画に対した遅れや見えない仕様がでてきた時,当初の受け入れ可能な状態と現実との差分をプロダクトオーナーと相談し新しい計画を提案したり, 変更があれば開発チームに達成するべき条件を伝えるような働き方をお願いしたいです.
大規模な機能のリリースになればテストの計画・実施をメンバーを巻き込んで推進したり,テストの自動化などを行い,日頃の軽微な修正などで問題が発生するまえに未然に防げる仕組みを作っていくような動きもしていただきたいと考えています.

またこれまで弊チームにはQAを専門としてきたメンバーがおらず私自身もQAエンジニアとして働いた経験が無いので, 一緒にQAとはどういったものなのか,どういったことをするのかといったQAの役割や文化の浸透,評価など組織へ浸透させていく活動も行っていきたいと思っています.

入ってからお願いしたいこと

現在立て続けに新規機能開発プロジェクトが立ち上がる状態にあるので,まず最初はテストの計画・実施を行い機能開発プロセスの中に浸透させていくことをお願いすると思います.
スクラムで開発を行っているためスプリントプランニングをはじめスクラムイベントへ参加をしていただき仕様の決定段階や,プロダクトの受け入れ判断に対してQA視点から意見を貰いたいと考えています.

その後はテストの拡充や自動化といった取り組みをしながら,長期的にはQAエンジニアやSETなどの採用支援などもお願いすることになると思います.

ここに関しては選考フローの中でお話しながら決めて行けたらと思っています.

Studyplus for SchoolでQAをする楽しさ

現チームメンバーの間では現在のプロダクトにはテストを始めとした品質を保証する仕組みが不足しているという共通認識があります.「品質を保証するためには何をすればいいのか」「品質が保証されている状態とはどういったものなのか」といった共通認識まではできていない状態にありますが, 専門の知識を持った方を中心にそういった取り組みをしていきたいとは全員が思っておりチーム内でも手探りではありますが取り組みを重ねている段階です.

なので「QAを通してプロダクトを成長させたい」「QAの価値をより広めて行きたい」などと思っている方にとってはチャレンジングな環境を提供できるのではないかと思います.

弊社はValueの1つに「Fail Forward」というものがあり新しいことに挑戦することを歓迎する文化があります. 開発チームのなかでも毎週勉強会を行ったり,新しいツールを積極的に試してみたりと色々なことに挑戦しやすい環境ではないかと思っています.


もしこの記事を読んで「興味を持ったから話だけでも聞いてみたい」「QAの事について教えて上げてもいい」「QAエンジニアとして働いてみたい」と思った方がいれば気軽に連絡いただけるとすごく嬉しいです. ぜひご応募お待ちしております!!

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