どうも、クライアントグループ エンジニアの後藤です。
今回は5/29, 30で行われたFlutterNinjas Tokyo 2025に参加してきたのでその感想などをシェアします!
はじめに
FlutterNinjas Tokyoは海外から多数のスピーカーを招いて行われるFlutterのカンファレンスで、弊社もシルバースポンサーとして協賛させていただきました!
感想
今回、クライアントグループから後藤と岸本の二名が参加しました。
以下にそれぞれが印象に残ったセッションや全体を通しての感想などを書いていきます。
後藤
昨年に引き続き、今回で2回目のFlutterNinjasに参加してきました!今回も新しい発見がたくさんあって、とても充実した時間を過ごせました。
特に印象に残ったのは「Unleashing Peak Performance: Mastering Flutter DevTools for Blazing-Fast Apps」というセッションでした。
アプリのパフォーマンスを上げるためのFlutter DevToolsの活用法が学べる内容で、普段あまり使ったことがなかったCPU Profilerの使い方が特に勉強になりました。CPU Flame Chartでそれぞれのメソッド呼び出しがタイムラインで確認でき、DartとFlutterのコアライブラリとユーザー定義やサードパーティのメソッドが色分けされているといった点は非常に役に立ちそうだなと思いました。弊社アプリもネイティブからFlutterへリプレイスしてから、パフォーマンス面で気になる部分があったので、今回のセッションを参考に改善できるところがないか見てみたいなと思いました。
全体を通しての感想として英語の内容を追うのに少し苦労しましたが、キーワードだけでも大きな知見になりました。セッション合間の休憩では参加者が好きなWidgetを書いているボードやおでん配布、さらに海外参加者が持ってきたユニークなグミなどで盛り上がり楽しむことができました。懇親会では他の参加者との交流はもちろん、RiverpodやFreezedの開発者Remiさんとも直接お話しできて特別な体験になりました。来年もあればぜひ参加したいです!
岸本
今回初めてFlutterNinjasに参加しました!
英語のセッションだったこともあり、内容を理解したりメモを取ったりするのに必死になる場面もありましたが、非常に学びが多く楽しい時間を過ごせました。
特に印象に残ったセッションは「Let's Talk About Memory Leaks in Dart And Flutter」と「The Human Side of Flutter's Success Story」というセッションでした。
「Let's Talk About Memory Leaks in Dart And Flutter」ではメモリリークに焦点を当てた上で、Dartコードがどのように処理されているかを詳しくみることができました。生成されたオブジェクトがどのように破棄されるかや開発者の責任で破棄する必要があるオブジェクトなどについて知ることができました。DevToolsで詳しくメモリ消費について確認できることもわかったので、普段の開発でも細かく見ておくべきだなと思いました。
また、Dartの内部構造や処理の流れに関して理解できていないことが多いと感じたので、改めてドキュメント等を確認しておくべきだなと感じました。
「The Human Side of Flutter's Success Story」では、Flutterという技術を通して繋がったコミュニティのストーリーを知ることができました。世界各地に活発なFlutterコミュニティがあり、日々情報共有や交流が行われていることがわかりました。自分自身もFlutterのイベントに参加することがあるのですが、「活発なコミュニティ」がFlutterの1つの大きな魅力であると再認識できました。
全体を通して、セッション以外のイベントスペースや懇親会等で他の参加者の方々と交流したり、パネルディスカッションで話を聞いたりして、普段ではできない体験ができました。来年もぜひ参加したいと感じました!
おわりに
最後に、FlutterNinjas運営の皆様ありがとうございました!
昨年に引き続いて今年も非常に充実した内容でした!また、交流してくださった参加者の皆様もありがとうございました!